ユーチューブで稼ぐためには広告が必須！|収益モデルを理解しよう
お世話になります。WEBライターの前田です。
コロナも落ち着き始めたこととは思いますが、それと同時に動画投稿を始めたという方も多いのではないでしょうか。
そんな背景もありYouTube(ユーチューブ)に動画を投稿して収益化し、稼ぐことができるという夢の様な職業ユーチューバーが話題ですが、一体どの様な仕組みで収益を受け取ることができるのでしょうか。
今、動画を投稿しているという方も、漠然とユーチューバーを目指し動画を作るのではなく、根本的な仕組みを理解しておきましょう。
この記事は【YouTube】ウケるコンテンツと収益化の条件とは？と併せて読むのがおすすめです。
これからユーチューバーを目指そうという方、またはユーチューバーという存在を不思議に思っていた方は是非読んでください。
ユーチューブの収益モデルを理解しよう
普段わたしたちが何気なく見ているユーチューブですが、インターネットさえ繋げば基本的に全て無料で動画を見ることができます。
しかし、ユーチューブを運営してるGoogleが好意で無償提供してくれているわけではありません。
ユーチューブで収益を受け取ることを試みるのであれば、どうしてユーチューブで稼げるのか、世間でユーチューバーと言われている人たちが何故稼げているのかを理解しておきましょう。
途中に挟まれるCM動画がユーチューブの収益の源
我々がユーチューブで何気なく見たい動画を開くと、数秒のCMが流れます。
普段は何も気に留めることなくスキップして目当ての動画を見始めますが、あのCMこそがユーチューブ及びユーチューバーの大事な収入源です。
企業からユーチューブへ広告を依頼
少し前まではユーチューブで見る広告はちょっとしたゲームアプリの広告などが多かったのですが、最近ではテレビで見るのと変わらない様な広告が流れるようになりました。
ガッキーのお茶のCMだってユーチューブで流れますし、吉岡里穂のカップうどんのCMもユーチューブで流れてきます。
もともとテレビでもそうですが、企業が「このCMを流してください」と言ってテレビ局にお金を払い、テレビはそのお金でみんなに見てもらえる番組を作ります。
そして番組の合間の数分間、様々なCMが流れるのはテレビもYouTubeも同様で、広告媒体のメディアとしてあまり差はなくなってきました。
広告出すならテレビよりユーチューブ！「パーソナライズド広告」とは
そんな中でも、今テレビCMよりもユーチューブでCMを出すことの方が注目されつつあります。
テレビでは日本全国に一斉にCMを流すことができるので、やはりテレビCMによる広告効果は今でもやはりすさまじいものです。
しかし、「費用」と「効果」の面でみると、圧倒的にユーチューブが広告として優位にある理由として「パーソナライズド広告」があります。
パーソナライズド広告とは、Google内の膨大なデータによって誰に何を見せるべきかというのをAIが判断し、広告を流すことです。
例えば、なんとなくあなたが最近フィットネスジムへ興味が湧いていてGoogleでフィットネスジムを調べていたとします。
すると、ユーチューブでもたまたま「フィットネス」や「ダイエット」などに関係するCMが流れるというように、なんだか最近興味を持っていたもののCMが流れた経験はありませんか？
ユーチューブはGoogleと連動しているため、Googleの検索履歴からその人が何に興味を持っているのかを学習して、適切な広告を表示してくれます。
テレビでは無作為に大量の人へ広告するため数千万円の費用がかかるのに対し、ユーチューブでは興味を持っている人にのみ広告を表示することができるので、効果は高く、費用もテレビほどはかかりません。
ユーチューバーへの収益の流れ
今や若い世代はテレビよりもユーチューブを見る時間の方が多いとまで言われていますが、それだけユーチューブに魅力的なコンテンツがあるということです。
そういったコンテンツを作り発信している人たちをユーチューバーと呼びますが、こういった方々はどこからどのように収益を得ているのでしょうか。
ユーチューバーが受け取る収益はどこから？
ユーチューバーが面白いコンテンツ・有益なコンテンツを発信することによって、ユーチューブを見てくれる人が増え、ユーチューブを見る人が増えれば、それだけ広告を見る人が増えます。
こうして広告を見せるきっかけを作ってくれたユーチューバーに対し、企業から支払われた広告費用の一部が、ユーチューブからユーチューバーへ支払われます。
再生回数や高評価数などを勘案してユーチューバーへの報酬額が決まるため、ユーチューバーは完全な成果報酬型の収益と言えます。
ユーチューブ収益化の条件をおさらい
ユーチューバーとしてユーチューブで収益を受け取るためには、ある程度の実績が必要となります。
その実績をはかる判断材料として、以下の収益化条件が定められています。
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 1年間の総視聴時間4,000時間以上
1,000人以上の登録者を集めることはなかなか容易ではありません。
しかし、魅力的なコンテンツを発信し続けていれば、収益化の条件をクリアし収益を受け取ることができるようになるはずです。
広告がつかないコンテンツ
そもそもあまり再生回数がなかったり、広告を入れるには短すぎる動画には広告はつきません。
また、ユーチューブでは、人から多く見られる動画を投稿すれば収益が受け取れますが、それを目的として人の目を引くために過激なものや違法なものが投稿されることもあります。
- 性的・暴力的なコンテンツ
- 他人の権利を侵害しているコンテンツ
- 著作権上の問題があるコンテンツ
こういった内容の動画は、動画自体が削除されたり、ユーチューブの運営の判断によって収益の源である広告を外されてしまうこともあります。
動画が削除されるだけならまだしもアカウント自体が停止されてしまった例もあり、その様な方はせっかく蓄積したチャンネル登録者やファンを大きく失ってしまいました。
再生回数あたりの収益はどれくらい？
これはユーチューブで稼ごうと思うときに一番気になることかも知れません。
しかし、現状では1回の再生でどれだけの収益が出るかという計算はかなり難しいとされています。
チャンネル登録者数や高評価数、総視聴時間や累積の動画の本数など様々な要素が絡み合って収益が算出されているため、チャンネルによって異なると言わざるを得ません。
おおよそ1回につき0.1円や、0.3円などと言われることもありますが、変動が多いためはっきりと決まっているわけではありません。
まとめ
- 企業が広告を出すためにユーチューブにお金を払う
- ユーチューバーがユーチューブに人を集めて広告を見てもらう
- 広告を見るきっかけを作ったユーチューバーに報酬が支払われる
簡単に要点を絞ると、ユーチューブとユーチューバーの収益モデルはこのようになっています。
もしユーチューバーを目指しているのであれば、漠然こういった収益モデル理解して動画を投稿する意味や人に見てもらう意味を理解しておきましょう。