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英語講師をしながら事業運営!兼業のすすめ

コラム 濱野孝司

英語講師をしながら事業運営!兼業のすすめ

 

みなさま、こんにちは。

 

大学受験予備校で英語講師として活動するかたわら、学生専用学習スペース「LEARNING SPACE CANDLE」を運営している濱野孝司(はまのこうじ)と申します。

 

フリーの英語講師として数校を掛け持ちし、さらに事業も運営する、「兼業」という働き方を実践しています。

 

ここだけ切り取るとなんだか壮大な感じがしますが、実際はもう少し気楽に取り組むことができています。

 

今回は「英語講師としての自分」と、運営する「LEARNING SPACE CANDLE」について紹介しつつ、私が「兼業」というスタイルを続けられている理由をお話しします。

 

今の働き方に悩んでいる方や、兼業を考えている方の一助になれば幸いです。

 

英語講師として




私は現在、英語講師として主に医学部受験生の指導をしています。とは言っても、大学を卒業した後の数年間は、とある家具販売会社に勤めていました。

 

その会社を辞めしばらく定職に就かなかった頃、高校時代お世話になった先生に「英語を教えてみないか」と誘われて、英語講師の道に入りました。

 

指導経験などほとんどなかったので、当初は役が務まるかとても不安でした。

 

しかし、始めてみると案外性に合ったようで、以来4年間、福岡県北九州市で講師業を続けています。

 

授業では「学ぶ側にとってわかりやすく」ということを常に念頭に置いています。

 

専門用語や難しい表現を極力避け、どうしても必要なときは噛み砕いて説明する。

 

各自の「わからない」を尊重して、そこを出発点に苦手を克服する。

 

「指導」と「伴走」のバランスを程よく保つのが、講師としての力量であると思います。

 

そういうこともあってか、時折「授業が面白い」「わかりやすい」というような嬉しい言葉もいただけて、それが講師業のやりがいのひとつだと感じています。

 

 

LEARNING SPACE CANDLEの立ち上げ

英語講師と平行して行なっているのが、学生専用学習スペース「LEARNING SPACE CANDLE」の運営です。

 学習スペースを立ち上げたきっかけ

英語講師として活動していくうちに、学生が勉強する環境は今の時代にあってないんじゃないかと思うようになりました。

 

社会は驚くべきスピードで多様化し、教育改革も目の前にあるのに、学生の学習環境は10年前となんら変わっていない……。

 

もっと自由な環境で、自分のスタイルで学べる場所が必要だという思いから、2019年夏、福岡県北九州市で仲間とともにLEARNING SPACE CANDLE(ラーニングスペースキャンドル)を立ち上げました。

 

LEARNING SPACE CANDLEについて

LEARNING SPACE CANDLEは、「学校でも塾でもない、学びのサードプレイス」をコンセプトにした、学生だけが使える学習スペースです。

 

学生がカフェや図書館などで自習をする姿がよく見られますが、どちらも自習室ではないので、満足に勉強できる環境とは言えません。

 

学生がマイペースかつ集中して勉強に取り組めるような場所として、LEARNING SPACE CANDLEがあります。勉強専用空間ですので、周りの目を気にせず課題や試験勉強に取り組むことができます。

 

現在は、特に部活動をしている学生さんのご利用が多くなっています。

 

「勉強はしてほしいけど、部活があるから塾に行く時間がない」というご家庭にとって、LEARNING SPACE CANDLEがひとつの選択肢となっているようです。

 

そして、その他の自習室と一線を画すのが、学習アドバイザーの存在です。

 

LEARNING SPACE CANDLEには学習アドバイザーが常駐しており、宿題や勉強方法、あるいは日頃の悩みなど、なんでも相談することができます。

 

ほかにも、フリードリンクやフリーWi-Fi、ライブラリなど、学生の学びをサポートするサービスを揃えています。ぜひ一度、ホームページをご覧ください。

 

LEARNING SPACE CANDLE( http://lscandle.com

 

LEARNING SPACE CANDLEは「主体性」を育む場所

 

2020年、小学校での実施を皮切りに、大規模な教育改革がスタートしました。

 

学習指導要領の改訂、従来のセンター試験に代わる「大学入学共通テスト」の導入など、日本の学校教育は歴史的転換点を迎えています。

 

従来は「学んだことをきちんと理解しているか」という評価がメインでしたが、今度の教育改革により「習得した知識・技能をもとに、自分で考え、表現し、判断し、実社会で活用できるか」ということが求められるようになります。

 

加えて、「どのように社会・世界と関わり合っていくか」という側面も問われていきます。

 

そのなかで、学生たちに求められるのが「主体性」です。LEARNING SPACE CANDLEでの「自分で学び場を選んで、自分でスケジュールを組み勉強する」という体験が、主体性を育てる一助になると思っています。

 

また、個人的な思いとして、「学ぶことを通して、生きる上での選択肢を増やしてもらいたい」というのもあります。

 

人生で行き詰まりを感じたときに、他の選択肢あるいは視点を持っていれば、それが現状打破の助けとなるんじゃないか。学びのそういう側面も伝えていければと思います。

 

兼業のすすめ

これまで書いたように、私は英語講師という仕事を軸に、仲間とともに事業運営を行っています。

 

ただ、こんな働き方をしていると、

 

「いろんな仕事をするのは大変じゃないか?」

 

そう言われることも少なくありません。

 

私が「兼業」という働き方を選び、それを続けられているのは、

 

  • 出会う人の多様さ
  • そもそも一つ所にいるのが苦手
  • 頼れる仲間がいる

 

この三つが大きな理由になっています。

 

出会う人の多様さ

兼業を始めてから一番変わったのが、「出会う人の多様さ」でした。

 

これまで出会うことのなかった人たちに出会い、それぞれの話を聞くと、「そういう生き方もあるのか」「こんなのが商売になるのか」「貫くって大事だなあ」などなど、そのたびに違う視点から世界を見ることができます。

 

直接は関係なくても、必ずどこかで自分の仕事や生活にプラスになっている。

 

こんな体験は、専業で同じオフィスに毎日こもって仕事をしていた頃にはできませんでした。

 

凡庸かもしれませんが、人の多様さに触れると、渇きがちな人生もふと潤いを取り戻します。

 

それが兼業を続けられる活力になっています。

 

そもそも一つ所にいるのが苦手

上で偉そうなことを書きましたが、そもそもの出発点はまさにこれでした。

 

同じ場所にとどまるのがとにかく苦手。

 

例えば、毎日同じ時間に同じ場所に行き、同じことをして同じ時間に帰る。この繰り返しにはまるのが、本当に苦手でした。

 

しかし、それが働くことの側面のひとつであることは理解していました。

 

だから、「周りはできてるのに自分だけできない」という罪悪感に苛まれることもしばしば。

 

そういった苦しみから逃れるためのソリューションが、私にとっては兼業だったのです。

 

「一つ所にいるのが苦手なら、毎日違う場所で仕事をすればいいじゃないか!」

 

最終手段みたいな論理ですが、これを兼業という形で実行に移したことで、精神衛生は随分と改善されました。

 

各仕事場での人間関係が密になりすぎないのも今はプラスに働いています。

 

現在はいくつかの学校と契約し、日々あちこち動き回って教えています。

 

LEARNING SPACE CANDLEにも定期的に足を運び、ときには学生と雑談をして、ここでも活力をもらっています。

 

頼れる仲間がいる

これは兼業にかかわらず、人生そのものがそうなのかもしれませんが、周りに頼れる仲間がいるからこそ今の働き方が実現できていると思います。

 

英語講師を始めたとき、フリーに転向したとき、事業を始めたとき……どれひとつ取っても、自分一人で成し遂げたということはありません。

 

そこには絶対に仲間や信頼できる人がいて、その人たちの存在があってこそ、大胆な決断ができてきたのだと強く思います。

 

そういう経験があって、私は「頼る・委ねる」ということをとても大事に考えています。

 

自分では解決策を見出すのに1時間かかることも、誰かに助けを求めればものの5分で解決するかもしれません。

 

ちょっと恥ずかしくて、躊躇してしまうかもしれませんが、割り切って頼り委ねらる人ほど自己実現できているんじゃないかと思います。

 

昨今は兼業や副業にも寛容な時代になりつつあります。

 

毎日を窮屈に感じている方は、兼業あるいは副業というスタイルを選択肢に入れてみるのもおすすめです。


今後の目標は「伝わる」ように伝えていくこと

講師業と事業運営、いずれにおいても共通して意識しているのが「伝える」と「伝わる」のギャップです。

 

どれだけ熱意があっても、一方的なだけじゃ思うように伝わらないというのを、これまで何度も経験してきました。

 

受け手側の体験に根差した伝え方をしなければいけないと、胸に刻んでいます。

 

そしてそれは、ライティングにも言えることだと思います。

 

単なる文字の羅列ではなく、読者にとって読みやすく、伝えたいこと+αを得られるような記事を届けることが、ライターとしての責務だと考えています。

 

どうぞよろしくお願いします。

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